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逗子、二宮、伊勢原を廃止/企業庁水道営業所の統廃合

2009/01/17 日本工業経済新聞(神奈川版)

 県の行政システム改革の一環として二一年四月から、企業庁逗子水道営業所が廃止され、所管業務を鎌倉水道営業所が引き継ぐなど、三水道営業所の廃止・統合が行われる。

 逗子のほか、二宮水道営業所が廃止され平塚水道営業所に、また、伊勢原水道営業所も廃止されて厚木水道営業所に、それぞれ統合される。

 行政システム改革を進めている県は、出先機関の削減として、平成一五年度に二一二機関あった出先機関を、二二年度当初までに一五〇機関程度まで削減するという数値目標を掲げている。

 二〇年度現在、一五四機関にまで削減しており、二一年度当初で更に六機関を削減して一四八機関にする予定で、当初の数値目標を一年前倒しで達成させるとしている。

 二一年度当初では、前記三水道営業所のほか、県土整備部横浜公園管理事務所を廃止し、横浜治水事務所に業務移管する(本紙一二月一六日付既報)。

 また、環境農政部の東部家畜保健衛生所など畜産関係機関の統廃合などにより、二機関が削減されることになる。

 県では今後、相模原市の政令市移行や地方分権の進展をも踏まえた中期的な視点から出先機関のあり方を見直し、将来的(五年先程度)には一〇〇機関程度までの削減を目指すとしている。

 この中では、既存部局の垣根を越えた機能的統合や、公共事業のマイナス基調を踏まえた議論も出ているようだ。




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