茨城労働局職業安定課は、今年6月の茨城県内雇用情勢を明らかにした。それによると建設業の新規求人数は1、328人と対前年同月比で11・8%増となった。
6月の新規求人数は1万2、275人となり、前年同月との比較では3・2%増と18か月連続の増加となった。
産業別では、サービス業4、024人(前年同月比17・3%増)、建設業1、328人(同11・8%増)、運輸・通信業1、019人(同11・7%増)、卸・小売業2、877人(同10・4%増)で増加し、製造業2、518人(同18・3%減)、その他509人(同24・6%減)で減少した。
このうち製造業は3か月連続の減少で、減少幅は拡大している。
規模別にみると、29人以下では増加(前年同月比8・6%増)しているが、他の規模区分では減少し、300人以上での減少幅が大きくなっている。
また、3月まで7か月連続して減少していた新規求職者数は4月から増加に転じ、3か月連続しての増加となった。