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松本生コン事業協同組合

小石興業が4月から共販/松本生コン事業協組に加入

2009/02/28 長野建設新聞

 松本生コン事業協同組合(二山良一理事長)に4月1日より㈱小石興業アップル生コン工場が加入することがこのほど決まり、26日に組合臨時総会とともに加入を祝ってのセレモニーが開催された。これにより松本地域の生コンは組合員工場のみとなり、製品の品質管理や安定供給、サービスの向上などが一層図られることになる。

 同組合は昭和29年に設立、現在は11社が加入し5工場に集約して共同販売を続けてきたが、4月からは12社6工場体制となる。また、4月から小石光好社長の理事就任も決まった。

 小石興業は平成17年から生コンの製造を開始、高強度コンクリートなど3年間に約20万m3を販売、一日に最大800m3の大量生産もしてきた。小石光好社長は「需要が年々減少するなかで価格競争だけが激化していた。先行きが不透明な時代、組合加入により更なる品質向上を図り顧客の要望に応えていきたい」と話していた。

 二山理事長は「市況の不安定のなか二重苦だったが加入が実現して大変うれしい。今後はより一層の合理化により、確実に利益を生みだす共販活動に強力してほしい」としていた。

 この日は、県生コンクリート工業組合の大久保弘男理事長や組合顧問の萩原清県議も出席、松本地域の一本化を共に祝った。

【写真:加入を祝って握手する(左から)大久保県理事長、小石社長、二山理事長、高沢産業の高澤社長】


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