建設業等の農業参入を支援する研修会が今月、新潟市と長岡市で開かれる。主催は新潟県農業担い手サポートセンター(新潟県担い手育成総合支援協議会)。
同センターでは、地域農業の振興、農業の担い手の確保、農地の有効利用の観点等から、建設業や食品産業等の多様な業態の企業からの農業参入が期待されていることから、今回の研修会で農業参入に関する制度の理解促進と、すでに参入している企業の事例等を紹介し、農業の新たな担い手の確保・育成につなげることを目的に開催する(研修会、相談会)。
まず、研修会では、農業参入の制度、支援策等について県農林水産部と土木部が説明するほか、参入者の講演として、農業参入をきっかけに建設業より新分野進出を果たした㈱ダイゴ(福島県喜多方市)の五十嵐幸子専務取締役が「食品関連事業への展開について」