土浦市、新治郡千代田町、霞ケ浦町の3市町では、JR神立駅周辺地区の再生計画について、区域を当初の50haから15haに縮小し、整備の方向性を明確にしていく。一方、地元との調整についても住民らの意向を調査する考えだ。昨年度に計画策定委員会を組織していた。
神立駅周辺地区は、3市町の境界が接する地域だが、都市基盤の整備が進んでいない。そのため商業的な発展も見られないことから、再生を図ることになった。
当初、区域は駅周辺の50haだったが、15haに縮小し、整備の方向性について委員会で協議していく一方、地元住民らの意向も調査する考え。年度末までに3回程度の会合を開く予定。
整備方法については、地区の人口が増加傾向にあることや、土浦市内の中心部や荒川沖周辺と比べて基盤整備が進んでいないことを考慮し、再開発等について計画を練っていくとみられる。
3市町では、昨年8月の初会合で計画策定委員会を組織し、整備の方向性を話し合うとともに、説明会を通じて住民らとの調整を進めていた。