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茨城県住宅課

西十三奉行アパート、第2期工事を年明け後に発注

2001/08/20 日本工業経済新聞(茨城版)

 茨城県土木部住宅課は、県営・西十三奉行アパート(ひたちなか市部田野地内)の第2期工事として、今年度はRC造2~4階建て72戸を発注する。発注時期については年明け後に指名、2月か3月頃に入札する予定だ。また、年内に集会場の建設に着手する。

 西十三奉行アパートの建設予定地は、ひたちなか市部田野地内の約3ha。県住宅供給公社の大規模団地「西十三奉行団地」隣りのエリア。PC住棟を4階として戸数の増加を図り、計画地全体で200戸程度を供給する計画でいる。

 設計は市浦・横須賀JV。住戸供給の方針では、在来RC造を120戸(13棟)、PC住棟80戸(4棟)で200戸とした。若い世代の入居が予想されることから、2LDK(62~64㎡)、3LDK(71㎡)のファミリータイプの住戸を主体とし、これに加えて高齢単身者・夫婦の入居も可能な2DK(57㎡)を供給する。

 配置計画によると、都計道のカーブにあわせて2・3階の低層住宅を配置する。計画地の北西面には一部4階建てのPC住棟を配置することで、沿道側から計画地中央に向け、だんだんと住棟が高くなるようにし、住棟の重なりをみせることで奥行きのある景観を演出する。

 また、歩行者の利便性を考え、計画地を縦断する歩行者道路沿いにエレベータを設置。駐車場は住棟のグルーピングにあわせ、3つのブロックに分けて整備する。

 集会場は広場と一体的に整備する。建設規模はWC造平家建て。秋以降の発注を見込む。

 スケジュールでは平成14年4月から一部入居を開始する。



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