東京都青梅市は、火葬場改築事業に向けて検討を進めている。このほど、荒岡測量設計事務所(青梅市、電話0428・22・4616)へ改築に伴う測量業務を委託した。今後、順次検討を進める。
市の火葬場は、長渕5-740地内。隣地の長淵5-698地内には、既に建設事業を終えた市営斎場が位置する。市の3か年実施計画(13~15年度)では市火葬場について老朽化した施設の近代化を図り、利用者の利便性と安全性を確保するため、改築計画の推進を掲げている。
今年度は、当初予算に測量費のほか地質調査費も計上している。改築事業の推進に向けた準備を進め、14年度以降の設計、早期整備へと検討を進める方向。
火葬場改築は過去、斎場建設に続いての事業化を予定していたが、長期計画の見直しなどが絡み検討の先送りが続いていた。市がこれまでに示していた概要では、火葬棟と待合室を一体化して拡張する方向で改築整備し、火葬炉の増設などを図る構想。