記事

事業者
国土交通省

新規で6号桜橋補修、防疫所つくば圃場/関東整備局21年度事業(茨城県関係)

2009/04/01 日本工業経済新聞(茨城版)

 国土交通省関東地方整備局は31日、平成21年度予算の概要を発表した。茨城県内の直轄事業では、河川関係で霞ヶ浦浚渫に34億9000万円、那珂川下流部改修(水府橋上部工、取付道路工など)に13億9000万円。道路関係では、圏央道整備に138億円、国道6号千代田石岡バイパスに18億9000万円。新規では国道6号桜橋(水戸市)の床版補修工に1億円、国道50号桜川筑西IC関連(延伸、L約1・2km)で調査設計費3000万円を盛り込んだ。百里飛行場(茨城空港)民間共用化事業ではGSE置き場や通路、場外排水施設の整備を実施し、21年度末の供用を目指す。営繕関係では、新規で横浜植物防疫所つくば圃場の設計や既存施設解体などに2億6000万円、気象庁筑波風洞実験庁舎では設計や建築工事に6億7000万円。

 関東地方整備局の21年度予算は1兆8825億円。厳しい財政状況のため前年度比5%の減となったが、地域の活力や安全、環境分野などに重点配分した。

 茨城県内の主要事業は次のとおり。

 【河川】

 常陸利根川と利根川の合流点に設置されている常陸川水門の魚道整備では、岩田地崎建設㈱が進めている設置工事を完成させ、通水試験や魚類調査を進める。21年度事業費は3億円。

 霞ヶ浦導水事業では、那珂樋管新設工事を継続。霞ヶ浦浚渫事業には34億9000万円を予算化し、浚渫工、処分地造成工を進める。

 【道路】

 圏央道整備には138億円を計上し、調査設計、用地買収、改良工事、橋梁工事を推進。県内では、つくばIC(仮称)からつくばJCT間を21年度中に供用させる予定。

 新規では、昨年3月に供用した国道50号桜川筑西IC関連道路(L約1km)をさらに西側に約1・2km延伸する事業に着手する。調査設計に2500万円を計上した。

 そのほかの新規では、国道6号の水戸市浜田町で桜川と常磐線を跨ぐ桜橋で補修工を計画。桜橋は1972年に架設された鋼橋で、定期点検で確認された損傷が軽微なため床版の予防的補修工事を行う。22年度までの計画で、全体事業費は約2億円。21年度は約1億円を計上した。

 【港湾・空港】

 常陸那珂港の外港地区国際海上ターミナル等整備事業(ひたちなか市)には32億8000万円。防波堤(東)の本体工を継続する。

 常陸那珂港では新規で、中央ふ頭地区の廃棄物埋立護岸整備事業に着手する。関連用地造成などで発生した土砂や浚渫土砂などの処分場所とするもの。計画では、護岸延長820m、受入容量150万立方m。29年度までの10か年で整備する計画で、全体事業費は約20億円。21年度は1億7000万円を予算化し、調査設計やブロック製作を予定する。

 鹿島港では、外港地区多目的国際ターミナル整備で防波堤(中央)の本体工などに11億1000万円。

 百里飛行場(茨城空港)民間共用化では、GSE(牽引車やタンクローリーなどの地上支援装備車)置き場や通路、場外排水施設など整備に4億1000万円を計上。21年度末の供用開始を目指す。

 【営繕】

 横浜植物防疫所つくば圃場(つくば市)で環境に配慮した官庁施設の整備に着手する。全体事業規模は5120㎡。21年度予算には、設計および既存施設解体などに2億6000万円を計上した。

 そのほか、気象庁筑波風洞実験庁舎では設計、建築工事に6億7000万円を計上した。

紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら