記事

事業者
茨城県営繕課

下館工高のプロポ開始、2社編成7JVを指名/10月9日の審査会で委託者を決定

2001/08/30 日本工業経済新聞(茨城版)

 茨城県土木部営繕課は8月29日、来年度の着工に向け、プロポーザルで契約者を決める「下館工業高校老朽校舎改築工事」の基本設計で茨城県内2社編成による7JVを指名した。スケジュールでは、9月4日に現地説明を行い、25日応募を締め切る。その後は、10月9日の審査会で業者を選び、中旬過ぎに契約する。また、「小瀬高校体育館改築工事(緒川村)」の実施設計についても同日5JVを指名した。9月11日に入札する。

 来年度に発注する2件の工事の設計委託あたっては、それぞれ県内2社編成によるJVで指名(8月20日にJV結成を受付け)した。このうち、下館工業高校はプロポで委託者を選定する。

 下館工高老朽校舎改築工事(下館市玉戸地内)の指名業者は、須藤・ヤマトJV(土浦市)、つくば・青山JV(竜ケ崎市)、岡野・大野JV(つくば市)、市毛・増山JV(水戸市)、匠・一本杉JV(水戸市)、戸頃・羽石英夫JV(水戸市)、長塚・根本英JV(古河市)の7JVとなった。

 建て替えの対象校舎は管理・普通教室棟。現校舎から池や植栽帯のあるエリアを含む三角の敷地で配置計画をまとめるため、限られた敷地での優れた配置のアイデアが求められる。

 概算事業費は13億円。建設規模はRC造4階建て延べ約4、453㎡で、工期は14から15年度を見込む。

 小瀬高体育館改築工事(緒川村上小瀬地内)は、柴・日立ライフJV(水戸市)、パル・三紀JV(水戸市)、横須賀・早川JV(水戸市)、団・桜JV(水戸市)、三上・根本JV(水戸市)の5JV。

 建設規模はRC造2階建て延べ約2、800㎡で、工期は14から15年度を予定する。



紙媒体での情報収集をご希望の方は
建設新聞を御覧ください。

建設新聞はこちら