かすみがうら市道路整備課は、市道チ6-0006号線整備事業で、21年度は道路改良工事と新治橋の橋梁上部架設工事に着手する。いずれも第1四半期内の工事発注を見込んでおり、早ければ5月中にも発注する見通し。今年度当初予算では、道路橋梁新設改良工事費として1億2323万7000円を盛り込んだ。総事業費は9・9億円で、23年度当初からの供用開始を目指す。
市道チ6-0006号線は、土浦市・石岡市に至る広域幹線道路。延長786m、幅員12・0m/6・0mで、うち橋梁部(新治橋)が延長69・5m。事業期間は平成17年度~22年度までで、総事業費は9・9億円。
新治橋は、天の川に架かる老朽橋で、すでに架設されてから30年が経過しているため、合併特例債の費用を活用して架け換える。
道路と橋梁の設計は(株)長大(東京都中央区日本橋蛎殻町1-20-4)が策定した。
18年度~19年度にかけて、迂回路工事を新井建設・小山組JVで実施。
19年度には、橋梁架設工事を昭和建設・朝陽建設JVに発注。22年3月19日までの工期で、旧橋撤去、下部工4基、樋管工、地盤改良などを実施。今年度は主に道路改良工事と護岸工を進める。
20年度には、㈱千和(かすみがうら市下佐谷)で延長100mの道路改良工事を実施。
21年度発注分としては、新治橋の橋梁上部架設工事と道路改良120mを予定。
橋梁上部工事は延長70mで、工期は270日を予定。
道路改良工事は、20年度に㈱千和が実施した区間から先(橋に向かって)の延長120mで実施する予定。
いずれも、早ければ5月中にも一般競争入札で発注する見通し。
今年度当初予算では、工事費に1億2323万7000円、設計に190万1000円を盛り込んだ。
22年度は、道路改良工事を延長496・5mにおいて実施するほか、最後に迂回路の撤去工事を実施し、23年度当初からの供用開始を目指す。