茨城県教育庁は、学校安全管理の緊急対策として、県立特殊教育諸学校に携帯用防犯ブザーと警察への非常通報装置を整備することで、緊急事態に対応する体制の強化に乗り出す。整備・設置期間は9月中を予定。
非常通報装置は、県立特殊教育諸学校20校について非常用押ボタンを事務室、職員室、寄宿舎、に設置する。警察では受信と同時に発報場所が特定でき、パトカーなどが学校に急行するなど電話による110番通報と比べより迅速な対応が可能となる。
また、携帯用防犯ブザーは全教職員1、799人が携帯。約110デシベルと自動車のクラクション程度の音量で緊急事態の発生を周囲に認知させる。