埼玉県深谷市は、新井市営住宅の改築に向けての基本設計者選定で、提案型設計競技方式による選定にほぼ方向性を固めた。今月中にも業者指名し、参加意思確認の上、作業に着手してもらう考え。昨年度の同方式の実施状況から、選定までは3か月近い期間が見込まれる。委託費に2、450万円を計上している。
同住宅は、新井地内の約1haに昭和44-45年度建設された簡易平屋、72戸の長屋風住宅。最初の入居より30年以上経ち、入居者も高齢化、単身者が増加、空家も増加している状況。
市では、北側の約3、550㎡を買収し、2期程度に分け、全面的な改築を構想している。