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生コンクリート工業組合/通常総会を開催/小林氏が続投

2009/05/27 群馬建設新聞


群馬県生コンクリート工業組合(小林美知夫理事長)は25日、ウェルサンピア高崎において第32回の通常総会を開いた。今回の総会では、任期満了に伴う役員改選が行われ小林理事長の続投が決まった。このほか、昨年度の事業報告、収支決算、今年度の事業計画案、予算案について協議され、すべての議案が満場一致で承認された。今年度の事業計画では、想定需要を112万2000と前年比で85・6%としており、経営改革や既存の枠組みを超えた新たな連携を築くことで付加価値を創出し、時代に対応した組織機能の充実・強化に取り組むとした。

冒頭、あいさつに立った小林理事長は、「昨今、品質に対する要求が強まってきており、気を引き締めて努めていかなければならない。また、需要も減少傾向が続いており、従来のパターンでは苦境を脱することができない。生コン業界は1社で切り抜けられる業種ではない。組合を活かして苦境を脱していきたい」と述べた。また、理事長続投が決まったあとの新任あいさつでは、「微力ながら引き続きこの責任を果たしていきたい。こういう時代こそ、個より組合型経営がいい。互いに話し合い、密接なつながりを持つことをお願いしたい」と呼びかけた。


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