新山梨環状道路南部区間の橋梁4車線化工事で県道路整備課は、今年度7カ所の橋梁工事を進める。工事は5カ年計画行う予定で総額30億円の事業費を投入する。今年度の事業費は当初予算に4億円を計上。さらに6月補正予算に9億円を要望する。
4車線化するのは若草ランプ~南アルプスIC間延べ1850mで、9カ所に橋梁を建設する。これまでに4・8号橋が完成し、7号橋は下部工が完了。今年度は残る6橋の下部工を行う。
また、6月県議会で補正予算が承認されれば、1・2・3・7号橋の上部工にも着手したいとしている。
橋の構造は、1・2・3号橋が9径間RC中空床版橋(ともにL153m)、5号橋は8径間RC中空床版橋(L134m)、6号橋は3径間PC箱桁橋(L92m)、7号橋は3径間PC箱桁橋(129m)、9号橋は6径間RC中空床版橋(L105m)。
詳細設計は1・2・3号橋がサンポー(甲斐市竜王新町■055-230-6300)、5号橋がCPC(甲府市丸の内■055-228-3568)、6号橋がサンポー(甲斐市)、7号橋が浪速技研コンサルタント(甲府市朝日■055-251-5404)、9号橋が新構造技術(東京都江東区亀戸■03-5626-5811)が担当した。
発注時期は1・2・3号橋下部工が7月に公告を予定。5・6・9号橋下部工と7号橋上部工は第3四半期。1・2・3号橋上部工は、下部工が仕上がる年度末に発注される見通し。