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新潟県三条市

新『常盤橋』で開通式/7・13水害から5年

2009/07/14 新潟建設新聞

 復興記念に合わせて「常盤橋」が開通―。

 平成16年の「7・13水害」による五十嵐川災害復旧助成事業に伴い、新潟県が事業主体となって三条四日町街路事業との合併施工で進めてきた「常盤橋」の架け替え工事完了に伴い、13日に開通式が行われた。

 式辞で、三条市の國定勇人市長は「本日めでたく開通記念式典を迎えることができ心から感謝申し上げる」としながら、「あらためて安全・安心なまちづくりを推進するとともに、二度と水害が起こらないよう決意を新たにする」とあいさつ。

 また、「『常盤橋』の完成により五十嵐川を挟んだ南北の交流がさらに深まり、中心市街地の活性化につながって欲しい」と期待を寄せた。

 また、県三条地域振興局の笠原悟局長は「この橋が地域の皆様に愛され、地域の発展に寄与することを心から期待している」と述べた。

 式典は突然の豪雨により、くす玉が割れてしまうというハプニングがあったが、降りしきる大雨の中、関係者によるテープカット、渡り初めが行われ、新橋の完成を祝った。

 「常盤橋」は、三条市北四日町~本町3丁目に架設され、橋長L107・4m、幅員W8・0(15・8)m、の3径間連続合成床版橋。

 上部工は、JFEエンジニアリング・藤木鉄工JV、下部工は水倉組・中元組JVが担当。設計は、開発技建が手掛けた。

【写真(上)=災害防止を誓う國定三条市長

 写真(下)=テープカットで開通を祝う】

常盤橋1002384.JPG 常盤橋2002385.JPG

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