日本補償コンサルタント協会関東支部埼玉県部会は17日、「補償コンサルタント業務の発注にあたり、補償業務管理士の資格を有する埼玉県部会会員の積極的活用」など3項目の要望事項を県に提出した。同部会の中嶋隆会長から要望を受け、花輪敏男県土整備部副部長は「補償コンサルタント登録制度の趣旨を踏まえ、補償業務の発注を一層促進する。特に、県内企業の育成の面からも設計・測量業務の県内業者への発注を推進したい」と回答した。
また、同部会の「補償コンサルタント業務の発注にあたっては、低価格入札への対応について特段の配慮をお願いしたい」との要望について花輪副部長は「国の動向を見ながら対応していきたい」と述べた。
同部会の県への要望のあと、意見交換に移り、日本建設情報総合センター(JACIC)が運営するテクリス(測量調査設計業務実績情報システム)のシステムリリースが8月18日に決定したことなどについて情報交換が行われた。【写真:】