県は、牛久市田宮地内の県道・野田牛久線の振り替えバイパスとして整備する計画の都計道・田宮中柏田線の整備について、今年度は道路詳細設計を策定する。平成14年度に事業認可を取得し、国庫補助の採択をめざす。
牛久市田宮地区のバイパスは、国道6号と野田牛久線、谷田部牛久線が交わる変則的な三叉路(田宮交差点)の交通渋滞を解消するために計画された。全体計画では延長約850mで、総事業費23億円を見込む。
昨年度は事業費1、100万円を計上し、測量調査、交差点設計などを実施した。今年度は概略設計とともに詳細設計をまとめ、来年度の国庫補助採択を予定する。
また、野田牛久線では、茎崎町天宝喜地区から茎崎地区までの延長2、400mで事業費34億円を見込み調査中。
田宮中柏田線の詳細設計は今月26日に入札する。