県県土整備部と群馬県建設業協会富岡支部との意見交換会が23日、富岡合同庁舎で開かれた。県からは小阿瀬義孝技監が参加し、岩井重夫支部長や支部員と意見交換しあった。
県富岡土木事務所の根津一明所長は「当管内では一昨年に大きな災害があったが、皆様のおかげで地域に根差した建設業を実証できた。復旧工事も今年度で完了した。忌憚のない有意義な意見交換をお願いしたい」とあいさつ。続いて小阿瀬技監は「いろいろな面で県民から要望がある。それらに対応しているのは、土木事務所ではなく、ここにおられる皆様。賜った意見は今後の行政に反映していければと思っている」と活発な意見交換を期待した。
岩井支部長は「県においては、いろいろな改革をしていただき大変ありがたい。地域において状況が違うので、富岡の意見を述べさせていただく。いい意見交換をしたい」と語った。
交換会では、大型補正の関係や一連の入札契約制度などに係る変更点、現場代理人の扱いの一部見直し、1億円未満の工事を対象とした指名競争入札の執行可能期間などについて、踏み込んだ意見交換がなされた。