市道原三二八号線の新設に伴い一級河川九十九川に新橋架設を計画し、11年度下部工に着手するとしていた安中市は、早ければ10月末にも右岸側の橋台一基の工事を発注する。
同路線の新設は、県道一本木平小井戸安中線から県道長久保安中線バイパスまでの総延長約六七〇mで、九十九川で分断されている集落を連結することで、地域の活性化を図る。
橋梁の規模は、橋長が八九・五mの幅員が一一・五m(片側歩道)となり、タイプはPC三径間連結ポステンションT桁。下部には右岸側に箱式橋台一基、左岸側に逆T式橋台一基と張出し式橋脚一基を備える。
設計は日本構造橋梁研究所(東京都港区南青山5-12-4・電話03-3400-9101)が担当している。
工事はまず右岸側の橋台から着手するとしており、その他の下部工は12年度、上部工は13年度以降となりそうだ。