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産廃処理施設を計画/㈱常総クリーンセンター

2009/08/05 日本工業経済新聞(茨城版)

 常総市蔵持地内で、大規模な産業廃棄物中間処理施設の建設計画が浮上していることが明らかになった。ことし1月、㈱常総クリーンセンター(常総市向石下829―2)が県に事業計画概要書を提出。今後、市議や地域住民などで構成する審議会が計画を審議し、それを受けて地元自治体である常総市が県に意見書を提出する。


 建設予定地は常総市蔵持41ほか。鬼怒川の右岸で、現在は田畑や山林が広がっている。敷地面積は約3万7000㎡。

 事業計画では、24時間連続運転が可能な焼却施設(処理能力96t/日)や破砕施設(同800t/日)のほか、圧縮梱包施設を付帯施設として設置する。産業廃棄物は県内外から受け入れる。

 同市生活環境課によると、同社はことし1月、県へ事業計画概要書を提出しており、市は4月に県から意見書の提出を求められたという。

 今後については、近く審議会のまとめた意見を市が集約し、意見書として県に提出する見通しだ。


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