県伊勢崎土木事務所は、今年度から利根川新橋の工事に着手していく計画で、初段工となる下部工の橋脚1基を今月中にも公告する。同橋は、東毛広域幹線道路の玉村伊勢崎工区内の利根川に架かるもの。橋梁の規模は、4径間+1スパンからなる複合橋で総延長は322m。型式は、4径間連続鋼細幅桁橋と1スパンの単純床版桁橋。
入札は、総合評価落札方式の条件付き一般競争入札で発注される予定で、公告は県道路整備課から出される。今年度発注される橋脚は、玉村側から2本目の橋脚で、基礎はケーソン基礎。高さは16mで、幅は2・5mとなっている。橋梁の詳細設計は、長大(東京都)が担当した。
同橋梁の工事は、27年度までに2車線を暫定供用、29年度に4車線での供用開始を目指して進めていく。工事は下部工については4車線分を行い、その後の上部工は暫定2車分を先行して進めていく。