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国土交通省関東地方整備局常陸河川国道事務所長/本名一夫新春あいさつ

2004/01/05 日本工業経済新聞(茨城版)

 新年明けましておめでとうございます。新春を迎え皆様方の益々のご健康をお祈り申し上げます。また、日頃から当事務所の事業の推進に当たりまして、ご支援、ご協力を賜りまして厚く御礼申し上げます。

 昨年の建設行政を取り巻く情勢では、これまでの9本の計画を一本化した「社会資本整備重点計画」が策定され、暮らし、安全、環境、活力の4つの分野に重点目標を定め、成果重視の施策を展開して行くこととしました。常陸河川国道事務所では、国民の皆様が安全で豊かに暮らせる国土基盤をつくるという私どもの使命を果たすために、これまでと同様に「水害に強い川づくり」、「暮らしを支える道づくり」を進めてまいります。

 河川事業では、那珂川・久慈川において、流下能力不足の解消のため橋の架替や河道掘削工事を推進するとともに、支川合流部には排水ポンプを設置し内水被害の解消を図ります。また、地域住民や自治体の意見を聞き、連携をとりながら、遊水地事業、桜川水環境改善、河川整備計画の策定等を進めていきます。

 一方、道路事業では、バイパスや拡幅などの事業箇所の進捗を図るとともに、電線類の地中化や歩道のバリアフリー化、騒音低減効果もある排水性舗装の整備なども推進していきます。また、PIを導入した計画づくりや交差点改良など市民参画型の事業を展開し、事業等の透明性の確保にも努めてまいります。



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