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茨城県つくばみらい市

◎総合運動公園体育館の耐震診断・設計/平成21年度9月補正予算案

2009/09/03 日本工業経済新聞(茨城版)

 つくばみらい市(飯島善市長)は、平成21年度第3回定例会に6議案を提出。このうち補正予算案では、経済対策臨時交付金を活用し、公共施設の照明設備省エネ促進工事(2000万円)のほか、総合運動公園のテニスコート改修工事(2448万5000円)、体育館の耐震診断および耐震補強工事設計費(1047万円)などを盛り込んだ。

 

 照明設備省エネ促進工事は、市の図書館、小絹コミュニティセンター、谷和原公民館を対象に行うもの。

 現在、各施設では照明設備に蛍光灯を使用しているが、これらをLEDと省エネ電灯の混合に切り替えることで、環境対策および電気代節約に努める。工事費は2000万円。

 体育施設では、市総合運動公園のテニスコート改修に2488万5000円、設計に126万円を計上。

 敷地内に配されているテニスコートにひび割れなどが生じているため、4面を一括で修繕する。現時点では、全面を人工芝にする予定。

 このほか、総合運動公園では、昭和55年築の体育館の耐震診断および耐震補強実施設計を行う。施設規模はRC造2階建ての、延べ床面積2585・3㎡(1階=1968・05㎡、2階=617・25㎡)。

 土木関係では、高速道橋の柵嵩上げ工事に1900万円。市内にある7橋のうち、柵が老朽化している4橋を対象に3mに嵩上げする。

 このほか、工作物等補償に3747万6000円、合併特例債事業の(仮称)豊体横町下宿線の道路用地取得に1383万4000円などを盛り込んだ。



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