秩父地域1市3町3村合併新市の将来構想主要プロジェクトでは、地域間の連絡強化などから、道路網整備が基本ベースになっている。道路整備から、身近な交通機関となるバス路線充実、企業誘致、観光客の増大、医療機関への移動時間短縮など、あらゆる分野への波及効果が見込まれている。
地域づくりでは、歴史的建築物の再生や学校跡を高齢者対応集合住宅や自然学習施設などに使うなど、各地域の地域資源を活用した独自の地域拠点を創出する。また、地域防災に関しては、防災無線などの施設整備や宅地や上下水道整備、社会教育施設の再編成などにより、新市全体の暮らしやすさの向上に努め、定住人口の増加を目指す。
以下、主な取り組みについて。
【新市内20分道路網整備】
▽秩父~横瀬間の連絡道路拡充▽小鹿野~吉田間トンネル建設▽秩父~小鹿野間トンネル建設▽大滝~荒川間トンネル建設▽幹線道路網の整備
【森と水のちから活用】
▽下水道や合併処理浄化槽整備▽森林管理道の開設・整備▽森林資源を活用した新エネルギーの検討と施設整備▽企業誘致活動推進
【感動体験・秩父魅力アップ】
▽道の駅の整備・連携▽景勝地(ビュースポット)整備▽歴史的町並みの整備・保全
【助けあい・温もりのまち】
▽地域防災体制の整備▽宅地造成・公営住宅整備▽水道施設整備▽小中学校施設・設備整備▽地域医療体制整備
【特色ある地域づくり】
▽公園の整備▽地域拠点施設の整備