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長岡南越路スマートIC開通/本県初の本線直結型で

2009/10/02 新潟建設新聞

 関越自動車道・長岡南越路スマートICが完成し、9月24日、長岡市浦に設けられた式典会場で開通式が行われた。遥かに長岡東山連峰を望む会場には300人余りの関係者や市民が集まり、日本海側初、全国でも2番目となるフル方向本線直結型のインター開通を祝った。

 同ICは長岡ICから6km、小千谷ICから9・7km地点の越路バス停近くに設置された。ETC装着車専用で24時間の利用が可能。地域の幹線道路である主要地方道柏崎高浜堀之内線とのアクセスが容易な位置にあり、観光、産業、医療分野での時間短縮による効果が期待される。

 式辞を述べた森民夫長岡市長は「ひとえに地権者の方や関係者のお陰。平成13年に促進協議会を立ち上げ、その後に小千谷市などにも加わっていただいた。東日本高速道路のご協力で国体開催に間に合い、中越地震から5年目の節目の完成でもあり、復興の弾みにもなる」と感謝した。

 夫婦で式典に臨んだ田中眞紀子衆議院議員は「待望の開通を大変喜んでいる。日赤病院の緊急医療や物流、観光に役立ついい仕事をしていただいた。インフラ整備が良くなると通り過ぎてしまい、不利になることもある。トータルに考えて地域が発展するのが望ましく、尽力したい」と抱負を語った。また、田中直紀参議院議員も「越路は農業生産法人の立ち上げに熱心な土地で、その熱意が結びついたのでは。長岡との合併があったが、その効果と言えると思う。これからも地域の南北の発展に努力する決意」と語った。

 衆議院議員で旧山古志村長の長島忠美氏は、「復興後の繁栄が大切。地震から5年後に努力が実った」と開通を喜んだ。さらに前川秀和北陸地方整備局長が祝辞を述べ、「県内では6カ所目のスマートインターで、地域の活性化に利用されると期待したい。引き続き必要な事業を進めていく所存」と語った。また、「国体開催や大観光交流年など人的交流拡大に貢献するICの開通に際し、ご尽力くださった関係各位に深く感謝する」との泉田裕彦県知事の祝辞も代読で披露され、結びのテープカットとくす玉開披で式典は最高潮に達した。

 完成に至る総事業費28億円のうち長岡市の拠出は約15億円で、国からの交付金が充当されるため、実質的な市の負担額は約7億5000万円。

 今回の本線直結方式の採用により、①越路高速バス停の加減速車線の活用による工事費削減②ETC専用による人件費削減③一旦停止型のETCゲート採用による設備費削減など、低コストに着眼したスマートICの導入が実現した。

 山古志地域や蓬平温泉への観光増加や南部工業団地まで7分という利便性、また、越路地域から長岡赤十字病院までの救急搬送時間の12分の短縮、災害時の非難や緊急物資の輸送など、短縮される時間の活用が地域活力の増大に期待される。

【写真=くす玉を割り、開通を祝った】

長岡南越路スマートインター002585.jpg

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