国土交通省千曲川河川事務所所管事業として平成18年度から進められてきた福島護岸工事(須坂市福島)で9日、矢板の最終打設式が行われた。
千曲川沿いにある福島地区はこれまで再三にわたり豪雨による漏水被害に悩まされてきた。
18年7月豪雨での漏水災害を機に堤防の漏水対策が事業化され、全長1840mにおよぶ護岸工事がスタート。このほど最終区間の矢板打設が完了のはこびとなった。
打設式では行政機関の職員や地元住民らが見守る中、紅白に化粧した最後の鋼矢板を地中に打ち込み、地域の悲願であった工事の節目を祝った。
工事を請け負った㈱北條組と藤森建設工業㈱(ともに長野市)で構成する福島護岸工事連絡協議会の会長を務める片山雅彦さん(北條組現場代理人)は「地元の方々が非常に協力的で、工事をスムーズに進められた」と感謝。福島区長の堀健三さんは「大雨の度に水害の心配をしてきた。今回、住家に最も近い部分の対策工事にめどが立ち、ひと安心です」と喜んだ。
今後は堤防の遮水シート張りや連結ブロック据え付けを行い、来年3月に完成する予定。
なお、同連絡協議会では今月18日、地元の園児らを招き現場見学会を開催する。
【写真㊤=施工者を代表して地元住民の協力に謝意を述べる北條組現場代理人の片山雅彦さん。㊥=行政機関の職員や地元住民らが見守る中、最後の矢板を打設。㊦=受発注者と住民代表らで記念撮影】



















