筑西市施設整備課は、校舎の改築を予定している下館南中学校の基本設計プロポーザルを実施し、今月11日につくば建築設計事務所㈱(龍ケ崎市川原代町)と正式契約を結んだ。契約金額は1350万円(税抜き)。概要は南校舎の改築工事と北校舎などの大規模改造工事。今年度内には基本設計をまとめ、来年度中に実施設計を策定する計画。建設工事については、平成23年度から3カ年で進めていく。
同市では、8月12日に施設整備検討委員会を立ち上げ、9月18日には基本設計の指名型プロポで県内8者を指名。10月16日の締め切りまでに、8者すべてが技術提案書を提出した。
その後、同月22日に選考委員会を開き、もっとも優秀な案を提出したつくば建築設計事務所を設計最適者に選定。今月11日に契約金額1350万円で正式契約を結んだ。
改築工事の対象は下館南中(一本松546)の南校舎棟。建設から40年以上が経過しており、建物の老朽化が著しい。
建物の規模は、RC造3階建て延べ3230㎡。改築後の建物も同程度の規模とすることを想定している。
北校舎棟と管理棟については、大規模改造工事を実施する見通し。
北校舎棟はRC造3階建て延べ2903㎡(渡り廊下棟含む)、管理棟はRC造2階建て延べ559㎡。
基本設計の履行期間は来年3月30日まで。
22年度中には実施設計を策定し、23年度から3カ年で建設を進めていく計画だ。