行方市学校教育課は９日、市立麻生統合中学校の新築工事に係わる基本・実施設計の公募型プロポーザル審査を実施し、事業者に㈱須藤隆建築設計事務所（土浦市）を選定した。

　市は９月２日に公示を開始。合計６社からの応募があり、書類選考とヒアリング審査の結果、総合得点が最も高かった同社を事業者として選定。近く契約を交わす。　業務内容は設計のほか、地質調査、平板測量、道路路線測量、道路詳細設計、用地測量、開発行為設計および許認可申請を含む。履行期限は平成22年３月下旬を予定。

　麻生統合中整備事業は、麻生中と麻生第一中の少子化や老朽化に対応するため、２校を合併させた新学校を現在の麻生運動広場（南２６９－１）に建設するもの。

　規模は、建築面積６０００㎡程度でＲＣ造２階建て。屋内運動場が７５０㎡程度。工事費は約15億円を見込む。

　22年度には敷地内の市道付け替えに取り掛かり、その後、建築工事を進め、24年４月の開校を目指す。