県新河岸川総合治水事務所は、16日に柳瀬川総合治水対策特定河川工事落差工詳細設計業務を委託する。設計価格は838万円。対象は志木市中宗岡地内、栄橋付近から東へ約700mの区間。内容は落差工一式と魚道工一式。
新河岸川と柳瀬川の合流点部は、落差工を設置する計画。そこでの生態系や周辺環境に配慮したものを検討。設計実施にあたり、現地踏査を行い、状況を把握する。
落差工は、住宅地のため、環境・騒音対策を考慮した構造検討を行い、設置範囲、配置について検討。魚道工については、河川水辺の国勢調査結果をもとに、生態系に配慮した詳細設計を行う。仮設道路、本川仮締切工の設計も実施する。