甲府市都市建設部は、来年度から2カ年をかけて、都市計画道路整備計画からの除外に向けた見直しを進める。年度早々にも、道路専門知識を持った有識者並びに関係団体と、町内関係部局らで構成する検討委員会を立ち上げる考え。同時期にはコンサル会社を決め、路線の方向性を検討委と協議していく。
また、住民説明会を路線ごとに進めていくのかを決めた後、「整備区間の廃止」、「存続」「ルートや幅員の見直し」などが話し合われる。市では25年度頃に変更手続きを行う方針だ。
対象となるのは市内39路線のうち、整備済み16路線を除く23路線。人口減少や景気低迷など、高度成長期から都市を取り巻くかんきょうが大きく変化していることから、道路整備の見直しをする。
全国に約1800近くある自治体のうち、見直しをするのは67自治体(20年3月末現在)にのぼる。
見直される路線は次のとおり。
◇和戸町竜王線◇太田町蓬沢線◇中央5丁目下小河原線◇愛宕町下条線◇和戸町山宮島上条線◇中小河原築地新居線◇古府中環状浅原橋線◇善光寺町敷島線◇高畑町昇仙峡線◇大手2丁目北新線◇住吉4丁目善光寺線◇甲府駅南通り線◇舞鶴城公園西通り線◇朝日2丁目愛宕町線◇丸の内2丁目竜王駅前線◇幸町伊勢4丁目線◇武田神社前通り線◇千塚3丁目羽黒町線◇朝日町通り線◇北口1号線◇南口1号線◇寿町(方向者専用道)◇北口2号線(歩行者専用)