主要地方道中之条湯河原線の(仮称)須川バイパス建設事業を進めている県沼田土木事務所は、今年度に現道拡幅2工事と道路新設1工事の合計3工事の発注を計画しており、2月末までには全ての工事を発注したい考え。
現道拡幅部の工事は、舗装部分を含めてL235mとL150mをそれぞれ計画しており、ともに現在のW5m程度をW8mまで拡幅する。一方の道路新設区間は、L約200m、W11m(車道3m×2、片側歩道3・5m)を計画しており、3工事とも2月末までの発注となりそうだ。
現道は、幅員が狭く、また屈曲であり、歩道も未整備のため、交通渋滞の発生や歩行者への危険が生じていた。また、歴史的価値のある街道として歴史国道に選定されたことを受け、2車線のバイパス建設が浮上した。
総延長は2100mで、工事の進捗率は80%程度。16年度末までの完成を目指しているが、用地取得等も残っているため流動的。
設計は、東亜測量設計(前橋市敷島町240-32電話027-235-3337)が担当した。