市営施設の耐震化を進める南アルプス市企業局は、来年度から駒場浄水場(有野2525)の改築工事に着手することを考えている。22年度に実施設計、23・24年度に本工事を進める計画だ。
改築するのは、駒場浄水場内の監視や管理などの事務所機能を備えている管理棟。既存施設を取り壊し、同じ場所に新管理棟(RC造2階建て、800㎡)を建設することを検討している。また、改築に伴って管理棟内の計器類やタンク、注入器、監視用テレビ等すべての機器を最新設備に更新する。
基本設計は東洋設計事務所(山梨事務所/同市下高砂305■055-280-5610)が3月末までの工期で担当。
駒場浄水場の管理棟は昭和35年竣工、鉄骨造2階建て、延べ面積約800㎡の規模。老朽化の進行や施設内の設備も古くなっていたことから、耐震化改築工事を含めて機械設備の更新工事を実施する。