県は、平成13年度に改正都市計画法が施行されたことから、県内の43都市計画区域において、都市計画区域の整備や開発、保全の方針などを定めた都市計画区域マスタープランを策定している。
このうち、藤岡都市計画区域では、にぎわいを創出する都市機能を充実し工業振興を図るとともに、良好な居住環境の整備、観光レクリエーション機能の整備など、コンパクトな都市づくりが必要として、「豊かな田園と自然環境・美しい景観と文化が感じられる都市」を基本理念に、▽広域都市圏における都市活動に資するとともに広域交通ネットワークを活かした生活、産業、文化、交流の創造による都市づくり▽生活基盤の確立を図り、活力と魅力に満ちた都市づくり▽にぎわいや活力のある中心市街地再生のまちづくり▽豊かな自然環境と共生したゆとりある生活環境のまちづくり--を同区域の都市づくり目標としている。
これらを踏まえ、主要な施設整備は次のとおり。
◆道路
概ね10年以内に前橋長瀞線(藤岡工区・柳瀬橋)、北部環状線、小林立石線、駅前大通り線、緑町線、中上大塚線などに着手または整備を進める。
◆下水道
各区画整理事業の実施に伴い整備を促進し、将来的には普及率を80%に高める。