前橋市は、旧共愛学園跡地などの市有地の売り払いの入札を執行し、金丸町内の山林については個人が落札したが、そのほかの案件は落札に至らなかった。共愛学園跡地については、土地利用条件付き一般競争入札にしており、新年度早々にも改めて公告することになりそうだ。そのほかの物件については、随意契約などで売却を進めていく考え。
共愛学園跡地は、敷地面積2万3331㎡で、都市計画区域では市街化区域に含まれている。用途地域は一部近隣商業地域と第一種住居地域。土地利用の条件としては、建築物の用途を住宅、店舗、教育、福祉施設などとしており、地域の活性化につながるものを求めていた。再公告になる際には、一部条件の変更が行われる可能性もある。
そのほかで大きなところは、第七中学校跡地もあり、実測面積2万1560・55㎡で七中校舎や照明灯、電柱などを含めて現状のままの引き渡し。校舎の規模は、RC造4階建て、延べ床面積5259・80㎡。共愛学園跡地以外の物件については随意契約などで売却していくとしている。