太田国際学園(仮称)の建設を計画している太田市英語教育特区校設立準備室は、基本設計がシーラカンスアンドアソシエイツ(愛知県名古屋市中区栄3-19-19電話052-251-1751)により完了したことから引き続き、3月までの履行期限で実施設計に入り、工事については3月末に発注する方針。発注方法については、分離発注での指名競争入札で行う方向で検討している。
同事業は、太田市や企業経営者などにより学校法人を設立し、私立学校として学校運営を行い、平成17年4月1日の開校を目指す。資金計画では市民・企業・篤志家等の出資と補助金により、出資金及び法人借入金14億円、補助金等6億円の計20億円を試算している。
建設場所は、敷地面積約2万2000㎡で市有地の西本町69-1。新校舎は、小学校棟と中学校棟、体育館及び200mのトラックを整備する計画で、高校の校舎については新施設の空き教室を利用する方針。内部は、イマージョン教育の実践により、総合的な生きた英語が習得できる先進的な教育環境を構築する。
また、中学校については、平成21年の開校に併せて中学校校舎を建設する計画で、中学校校舎設計は19年度を予定。
地質調査は群馬地質開発(前橋市南町1-22-18電話027-221-5316)が担当している。