富士河口湖町(渡邊凱保町長)は3日、22年度当初予算案を公表した。
会見上で、渡辺町長からは、環境福祉、教育面への予算を重視した緊縮型の予算案と説明。
建設関連では、小立土地区画整理事業費(1億8806万5000円)、出口線改良工事費(1億6694万6000円)、大石分団詰所新築工事費(2031万5000円)、富士豊茂小学校屋内運動場耐震改築実施設計委託費(700万円)、美術館前、八木崎公園内遊歩道街灯設置事業(406万2000円)、町内各所河川改修工事費(250万円)、鐘突堂グラウンドバックネット補修費(250万円)、一般町道新設改良工事費(4350万円)などを主に盛り込んでいる。
さらに会見で渡辺町長は、根場地内の観光施設「いやしの里根場」整備事業についても触れ、茅葺き屋根集落整備は、計画当初23戸を予定していたが、これまで整備を終えた20戸で茅葺き屋根集落の整備を終えることも付け加えた。
同町の22年度一般会計当初予算額は、21年度に比べて、4・3%減となる、100億8700万円。このうちの普通建設事業費は、10億5457万9000円で、同比22・2%となる大幅な減少となった。