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茨城県河内町

町営住宅新設へ基本設計/金江津小は耐震補強設計

2010/03/25 日本工業経済新聞(茨城版)

 稲敷郡河内町(野髙貴雄町長)の平成22年度当初予算が明らかとなった。主な事業では、金江津小学校校舎耐震補強工事の設計費(651万円)や新設する町営住宅の基本設計費(300万円)などを盛り込んだ。そのほか、町道の維持補修や新設、下水道事業における管渠整備工事を進めていく。

 

 一般会計は前年度比8%減の37億2148万1000円を計上。このうち普通建設事業費は河内中学校耐震補強事業終了などにより、前年度比 %減の 億    万    円となった。

 金江津小学校耐震化の対象となっている校舎棟は、昭和52年築のRC造3階建て、延べ床面積2728㎡。21年度には㈲大野建築設計事務所(土浦市中高津)が耐震診断を担当した。

 土木関係では、町営住宅の基本設計委託に300万円を計上。この事業は、若い世代の定住者を増やすために計画。設置場所は、既存町営住宅横の河内第一幼稚園跡地を予定している。

 施設規模などは、基本設計の中で詰めていく。

 このほか土木関係では、町道の維持補修工事に3000万円、舗装新設改良工事に2000万円などを計上した。

 特別会計については、下水道事業が前年度比10・7%減の3億1973万8000円、水道事業会計(資本的支出)が前年度比52・1%増の1億2495万円となった。

 このうち下水道事業では、22年度が最終年度となる生板地区と長竿地区の整備を進めるため、補助対象工事費に1750万円、単独工事費3100万円、管渠設計測量委託費100万円などを盛り込んだ。

 長竿地区は補助で100m程度、単独で100~200mの管渠整備とマンホールポンプの設置(1カ所)を予定。

 生板地区は、単独のみで100~200mの管渠整備を見込んでいる。

 また、23年度から事業着手予定地区の認可変更申請書策定委託に632万円を盛り込んだ。



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