国土交通省荒川上流河川事務所はこのほど、田島地区ほかスーパー堤防検討業務を1、900万円で八千代エンジニヤリング関東支店(さいたま市、電話048-887-1090)に委託した。履行期限は3月31日まで。
業務内容は2つ。1つは、さいたま市内でのスーパー堤防整備事業に向けた調査。もう1つは、整備済みのスーパー堤防、田島地区と吹上地区における安定度の解析。
調査対象エリアは、西区地内、治水橋の左岸下流部で現在は田園地帯となっている。今回の調査を基礎資料とし、16年度に庁内で検討。事業可能と判断されれば、さいたま市など関係機関と協議を開始する運び。
スーパー堤防整備事業は原則として、流域自治体のまちづくりと一体的に行われるもの。同エリアに関しては、さいたま市が水辺都市づくりを構想している。
解析業務では、田島地区(さいたま市内、7年度完成)と、吹上地区(吹上町内、10年度同)の2か所で、安定性を解析。強度をチェックする。