上野原に続き甲府でも総合病院建設計画が本格化-。
社会保険山梨病院(甲府市朝日3-8-31)は22年度、施設の改築を計画している。建設地は来院者用の駐車場や病院職員用の寮などが建つ、病院北側の隣接地約6000㎡。新病院の規模はRC造7階建て約1万3000㎡を想定。建設費には昨年度県が創設した医療施設耐震化のための基金などを充てる。
病床数は、現在の病床数210床を10%削減することが基金の条件となっているため、189床を予定する。また、今年度中に着工することも基金の条件になっているが、現在基本構想をまとめた段階で基本設計にも着手していない状況。
病院関係者によると基本構想は10年以上前から清水建設に業務委託して考えてきたという。同病院は近く基本設計に着手する方針だが着工までの時間がないため、特定の業者と随意契約するか、短期間でできる入札で業者と契約する考えだ。
また基本設計の後、詳細設計を行う時間が無い場合、詳細設計と施工を一括で発注することも検討している。
建設工事は、県内外の業者を含めたJVによる施工が有力。発注は一般競争入札で行うことになりそうだ。
現在、同病院の上部組織にあたる全国社会保険協会連合会や県の関係機関と着工までのスケジュールを協議しており、詳細が決まり次第公表する予定。
現病院はRC造4階(一部5階)建て約1万500㎡で建設から40年以上が経過。施工は西松建設などが担当した。新病院完成後は解体し駐車場にする予定。
病院担当者は「まだ全国社会保険協会連合会などからの建設の許可が出ていないので構想の域は出ていない。もし建設するとなったら特別変わったつくりではなく、効率よく業務ができ、かつ建設コストが抑えられるものがいい。施工には県外の大手業者が入ることになるだろうが、修繕などの際すぐに対応してもらえるよう地元業者にも入ってもらいたい」と話している。
【写真=改築する山梨病院】
















