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神奈川県平塚市

アセス終了近く着工へ/(仮称)平塚市次期環境事業センター

2010/04/15 日本工業経済新聞(神奈川版)

 平塚市と大磯町で発生する可燃ごみを処理する「(仮称)平塚市次期環境事業センター建設事業」がスタートする。

 事業者の平塚市から同事業に係る環境影響予測評価書がこのほど、県へ提出され、公告・縦覧の運びとなったもので、アセス手続きが終了した。

 同事業は、「平塚・大磯ブロックごみ処理広域化実施計画」に基づき、平塚市大神地区の平塚市環境事業センター内のし尿処理施設を解体し、その跡地約一・三㌶に、一日当たり処理能力三一五㌧の焼却施設を建設するもの。

 事業はPFI(DBO)方式で実施することとし、公募型プロポーザル方式により昨年一一月に荏原製作所を選定した。

 事業実施工程は、既存のし尿処理施設等の解体工事を行った後、準備工事、土木建築工事、プラント据付工事、外構工事を行う。工事期間は概ね三年を予定している。

 計画地約一・三㌶の土地利用計画は、建築物(工場棟、計量棟、洗車棟)約六、一〇〇平方㍍、進入退出路(斜路)約一、〇〇〇平方㍍、駐車場約四〇〇平方㍍、緑地約一、八〇〇平方㍍、その他(構内道路等)約三、七〇〇平方㍍など。

 主要施設として、工場棟は、SRC造地下一階地上七階延べ約六、〇〇〇平方㍍、焼却炉は一日当たり処理能力三一五㌧(一〇五㌧×三炉)、蒸気タービン発電機(約四、〇〇〇~八、五〇〇㌔㍗/時)、管理室、見学ルート等及び煙突(八〇㍍程度)などが計画されている。





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