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埼玉県熊谷市

荒川に新設橋/都市マスに位置付け

2004/02/14 埼玉建設新聞

 熊谷市は、13年度に着手した都市計画マスタープラン策定で、このほど素案をまとめ、公表した。案の中で、都市計画道路整備について、既に着手した路線の全線開通を当面の目標とし、その後、都決済み路線の整備に着手。また、荒川に新たな橋梁整備を含めた路線整備を、優先的に検討していくとした。

 都市基盤の根幹をなす道路整備に対しては、交通網の強化、人とまちにやさしい交通環境づくりの面から、中長期的な市域内交通環境の改善を図る。

 市内道路網については、未整備都計道は、第2北大通線、熊谷谷郷線、籠原南大通線といった整備着手路線の、全面開通を当面の目標に掲げ、その後に都決路線の整備に着手する。

 さらに、市域内道路混雑の緩和を含め、円滑な車両移動を支援する新たな幹線道路路線(既に構想される路線含む)について、検討を行い、必要に応じ都決し、計画・整備を推進する。

 特に市域は、荒川により2分されており、連絡の強化、荒川大橋の混雑緩和へ、南北方向かつ環状形路線の構築について、優先的に検討する(サークルクロスの実現)。

 構想路線では、サークルクロスに関して、熊谷駅東側から、荒川を渡河し、国道407号方面へ向かう路線が位置付けられている。現在の、荒川大橋と市街地外郭をなる久下橋のほぼ中間に位置する路線。以前より新橋の必要性は叫ばれていた。このほか、国道17号バイパスの久保島付近から三ケ尻方面を結ぶ路線など。



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