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直江津港に陸揚げ/北陸新幹線のレール/鉄道・運輸機構

2010/04/28 新潟建設新聞

 平成26年度末に開業を予定する北陸新幹線の長野~旧能生町(糸魚川市)間に敷設されるレールが26日、上越市の直江津港に陸揚げされた。

 同区間の約80kmでは、長さ25mのレールが、上下線合わせて1万2900本使用され、この日は、そのうちの1050本が上越に到着した。

 同区間の建設を進める独立行政法人・鉄道建設運輸支援機構北陸新幹線建設局では23年1月ごろから、本格的な軌道工事に着手する見通し。

 レールは、福岡の新日鉄八幡工場から貨物船で2日かけて直江津港まで輸送され、今後、23年の夏ごろまで12回に分けて運ばれる。

 また、北陸新幹線第二建設局が担当する旧能生町以西のレールについては、富山県の伏木港と糸魚川市の姫川港に陸揚げされる予定。

 平成22年3月末までの北陸新幹線、長野~旧能生町(糸魚川市)間の現在の進捗率は、用地買収が99・8%、トンネル工事は、全トンネルが貫通し99・4%が完了。高架橋などの灯り区間は、全てが発注済みとなっており、平成23年度の秋頃までの完成を目指す。

【写真=直江津港に陸揚げされるレール】

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