地方特定道路整備事業の一環として主要地方道高崎榛名吾妻線の道路改良工事を進めている県中之条土木事務所は、今月中にも指名通知し、来月には工事を発注する計画。

　同線は、吾妻町川戸の榛名湖畔を走る県道で、工事対象箇所は、勾配が急なうえカーブしており、改善が求められていた。同事業は、１２年度から工事をスタートさせ、これまでに全延長４８０ｍのうち、３２０ｍの工事を完成させており、今年度残りの１６０ｍを完成させ、全ての工事が終了する。

　工事は、同線の国民宿舎榛名吾妻荘出入り口付近の延長１６０ｍを対象に全幅を６ｍから１１ｍへ拡幅し、新たに片側歩道を整備する。また、縦断線形改良も併せて行い、傾斜を緩やかにする。

　設計については、技研測量設計（前橋市下小出町１－１５－３電話０２７－２３３－２７６１）が担当した。