マンション分譲や不動産販売大手の大京(田代正明社長、東京都渋谷区千駄ヶ谷4―24―13電話03―3475―1131)は、前橋市大手町2丁目の分譲マンション「(仮称)ライオンズ前橋大手町2丁目」の建設工事に近く着手する。施工を埼玉建興(埼玉県川口市)に発注し、早ければ来週にも現場が動き出しそうだ。今後は、23年12月までの完成を目指して工事を進めていく。
建物規模は、15階建ての延べ床面積1万1263・76㎡で、高さは45・59m。戸数は112戸が整備される。エントランスは南側に整備されるが、北側の県庁前通りからも出入りはできるようにする。設計は、協立建築設計事務所(東京都中央区)が担当した。
同所では、昨年3月に同社と合併した扶桑レクセルがマンション建設を計画していたが建設資材の価格高騰などを理由に計画が一時中断していた。その後、資材価格が落ち着いてきたことなどから、建設コストが低下し利益が見込める状態になったとしてマンション計画が再浮上した。