国土交通省の前原誠司大臣は14日、羽田空港再拡張事業のD滑走路について、10月21日に供用開始すると公表した。4月末時点の工事進ちょく率は96%と順調に進んでおり、最終仕上げ段階に入っている。国際定期便の就航は10月31日からとなる。
また5月17日からは、D滑走路に着陸するための計器着陸装置(ILS)に関する飛行検査を開始。計器が正確に作動するかの訓練をする。
前原大臣は会見で成田空港についても言及した。「国際線の兄貴分。羽田を国際拠点空港化していっても、成田が中心。首都圏の国際空港の中心として、これからも枠を拡大していただきたい。成田と羽田の首都圏空港一体としての拡大をしっかりやっていきたい」と語った。