越谷市がこのほど県に申請した北越谷駅東口A街区第一種市街地再開発の権利変換計画は近く認可される見通しで、早ければ年内にも建物除却工事に着手する。十一年二月には本体工に着手、十三年七月の完成を目指す。総事業費は約一一〇億円、うち、工事費は約八〇億円となっている。キーテナントは東急ストア。
事業計画地は大沢三丁目の敷地面積九、〇一七・八㎡で、施設はSRC造地下一階、地上二六階建て、延べ床面積三万六、〇五六㎡規模のビルを建設する予定。
配置計画は地下一階と地上一階に、中核店舗と銀行などの業務系、二階は店舗、飲食店街など。駐車場は三階に八五台、四階は八三台、五階には八八台収容し、駐輪場については一-三階部に二段式で六四八台収容。六階から二四階は二〇二戸の住宅を供給。住宅デベロッパーは大京。
公共施設は、二、八二七㎡の駅前広場、都市計画道路は北越谷東口線(W二〇m、L三〇m)、区画街路は北越谷一号線(W一〇m、L一八〇m)を整備する。
設計は松田平田(港区)が担当。