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埼玉県幸手市

高須賀池公園/総工費3・1億円を計上緑台小は2億で全面改修/16年度予算案

2004/02/20 埼玉建設新聞

 幸手市(町田英夫市長)は18日、16年度当初予算案を公表した。一般会計の総額は177億8、300万円で対前年度比15・5%増と積極的な編成となった。このうち投資的経費は37億3、440万9、000円。主なものでは、仮称・高須賀池公園整備に係る事業費2億3、774万4、000円、進入道路整備事業費8、000万円の計3億1、774万4、000円を投入。このほか幸手東小・緑台小学校統合事業費2億834万円、新規に幸手駅舎整備事業費710万円を盛り込んだ。

 公共下水道事業など5特別会計、水道事業会計を含めた総額は297億1、648万円。

 主な事業は次のとおり。

【仮称・高須賀池公園整備事業】

 対象は松石・高須賀地区の約3・9ha。高須賀池を中心にレクリエーション広場などの環境学習ゾーンやグラウンドゴルフなどを楽しむレクリエーションゾーンに大別し整備。設計担当はアーバンデザインコンサルタント(新宿区、電話03-3353-1016)。また公園へアクセスする進入道路は、幸手鷲宮加須線までの約400mが対象。既存農道を幅員8m程度に拡幅する

【幸手東小・緑台小学校統合事業】

 幸手東小と緑台小を統合し、緑小を新設校として利用。工事対象の緑台小学校は、L字型に配置したRC造3階および4階建て、延べ床面積約4、000㎡の規模。屋上防水、外壁塗装、内部改修など全面改修を予定している。設計担当は高木設計(久喜市、電話0480-23-6111)

【幸手駅舎整備事業】

 バリアフリー法の整備期限となる平成22年を見据えて、基本調査設計業務を委託。整備手法や事業スケジュールの検討などを行う

【幸手駅西口地区土地区画整理事業】

 事業の実施に向けて実施計画書の作成や事業地区界測量などを行う。区域面積は14・4ha



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