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群馬県甘楽町

新年度早々に造成工/建設費は約2・5億円/2中の体育館建て替え

2004/02/21 群馬建設新聞

 第2中学校体育館の建て替えを計画している甘楽町教育委員会学校教育課は、新年度早々にも造成工などを発注、夏頃に本体工事を実施する見通しだ。建設費は約2億5000万円を見込んでいる。

 同中学校(小幡684-1)の体育館は、昭和40年に建築され39年が経過しており、文教施設としては町内で最も古く、これまでに床などの改修には着手してきたが、老朽化が著しいため建て替えることとなった。既存体育館の規模は、S造平屋建て延べ床面積808㎡で、隣接して33㎡のトイレを備えている。新体育館について現段階では、同町の城下町のイメージを考慮し、屋根は瓦葺き、規模はS造平屋建て延べ床面積1138㎡以下、内部はステージや器具庫を備え、ハンドボールやバレーボール、バスケットボール、バトミントンなどにも対応できるコートを確保する。また、更衣室やトイレ、倉庫なども設置するほか、身障者トイレも備える。体育館建設場所と校舎の間は、正門入口付近となっているため、校舎棟とを結ぶ渡り廊下については、校舎2階から連結させる計画。

 建設スケジュールは、既存体育館に隣接するテニスコート部分に新体育館を建設することから、新年度早々にテニスコートの造成に着手、そこに新体育館を建設し、建設後には既存体育館を解体し、17年度には新たにテニスコートを整備する予定だ。

 基本・実施設計は塩崎建築設計事務所(前橋市城東町1-27-2電話027-234-6320)が手がけている。



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