常陸太田市は町営幡町住宅建設事業に伴い、新年度に橋梁架け替え工事を予定している。この橋は、同住宅に進入するためのもので、橋長が6・4m。幅員は10・25mに拡幅する。
橋梁の解体費なども含め総事業費には約5000万円を試算している。工事は9月になるもようだ。
既設の橋梁は幅員が4m程度と狭隘で、車同士がすれ違うのも厳しく、また老朽化も著しいため、町営幡町住宅の建設と併せて架け替えることになった。
規模は幅員が10・25mで、片側に約3mの歩道を付ける。
構造は、下部が逆T型で、上部工がPC桁の1径間。
この橋は用水路に架かっていることから、堰を上げて水量が減少する9月に発注して、同月中旬から下旬にかけて着工する見通し。
総事業費は、既設橋梁の解体工事費やブロックの積み上げなどの付帯工事費も含んで約5000万円を見込む。工事は来年3月中旬まで続ける予定だ。
町営幡町住宅の建設事業は、平成7年度から今年度にかけて、中層耐火構造の4階建て6棟と、3階建て1棟の計7棟114戸を建設しているもの。
このうち現在は、1棟12戸(G棟)の外構工事を武藤建設が進めている。工事は来月中旬にも終了する予定。