下妻市学校教育課は、総上小学校屋内体育館の耐震補強・大規模改修工事について、今年度内に終わらせたい考えだ。現在、㈱広瀬設計(下妻市下宮)で実施設計を進めており、順調ならば12月前にも一般競争入札で発注する見通しだ。事業費は、当初予算で約9000万円を計上している。
総上小学校(小島1116)の屋体は昭和52年に完成した。施設の規模はS造2階建て延べ床面積733㎡。
旧耐震基準で建てられており、昨年度の耐震2次診断の結果、構造耐震指標を示すIs値は、危険性が高いとされる0・3を下回る0・13だった。
このため、耐震補強および大規模改修工事を実施して建物の安全性を確保する狙い。
工事概要は耐震補強一式、耐震関連大規模改修一式、電機設備一式、機械設備一式。
実施設計は㈱広瀬設計(下妻市下宮)が担当。秋ごろをめどにまとめたい考えだ。
工事については12月前にも発注し、冬休みと春休みをメーンに進めていく見通し。
工事費は約9000万円を見込んでいる。